日本のカジノはこの街にできる (マイコミ新書) [新書]

By in ロドリゲス書房倉庫 on 2013/07/01


カジノ合法化が現実味を帯びてきたことを受け、地方のカジノ誘致運動も再び活性化しはじめた。
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経済の低迷がすっかり当たり前の風景になり、拡大するいっぽうの財政赤字を突きつけられても、もはや危機感がマヒしたのか諦めムードすら漂う現代日本。 世界でも類を見ない超少子高齢化に直面し、今後ますます大変な世の中になっていくことは明白ですが、ただ手をこまねいて没落していくわけにはいきません。
現在、「景気浮揚」「雇用拡大」の隠し玉ともいえる政策が進行しています。カジノ計画です。
2010年に超党派のいわゆるカジノ議連が設立され、来年の通常国会にカジノ法案を提出する動きもあります。 カジノ合法化が現実味を帯びてきたことを受け、地方のカジノ誘致運動も再び活性化しはじめました。これまで東京、大阪をはじめ、沖縄、北海道、長崎、静岡、愛知など、日本各地で積極的な誘致運動が行われています。
本書では、カジノの基礎的な知識から、合法化までの流れや全国各地の誘致運動、日本型のカジノが持つ可能性まで、一通りの情報を取り上げました。 また、これまでのカジノ合法化の議論を踏まえて、どんなカジノが、どんな場所にできるのかも探っています。
本書は基本的にカジノ合法化に賛成する立場ではありますが、単なるカジノ礼賛本ではなく、よいところも悪いところも幅広く紹介しました。
カジノ反対派の人にこそ、ぜひ読んでほしい一冊です。

ブリギッテ シテーガ 1965年オーストリア生。ウィーン大学日本学研究所博士(日本学)。ケンブリッジ大学東アジア研究所准教授。日本の社会人類学、とくに日常生活。

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