プランB4.0 [単行本(ソフトカバー)]

By in ロドリゲス書房倉庫 on 2013/07/14


「もっと豊かに」―― 未来を売ってしまう現世代
未来の地球を救う方策はあるのか
[amazonで見る]

本書を読まれる方へ
はじめに 
第1章 21世紀の世界は「余剰」から「不足」の時代へ 
〈市場革命〉―社会的・環境的コストを反映するシステムに 
環境の破壊と文明の崩壊 
中国:資本主義経済をモデルにすれば失敗する 
ストレスが高まり、破綻する国家 
自然の〈限界点〉と文明の〈転換点〉 
汚染と破壊と紛争の世界から、〈プランB〉で希望の世界へ 

第Ⅰ部 「世界は今後どうなってしまうのだろうか」不安をもたらす現状
第2章 ピークオイルとフード・セキュリティー 
ピークオイル―先細りの石油資源 
石油に依存している今日の農業と食料 
一変した食料の展望―過去最低の世界の穀物在庫 
食料vsバイオ燃料 
ピークオイル後の世界 
フード・セキュリティーと破綻国家 

第3章 近年の急激な気温上昇がもたらしている異変
気温上昇とその影響 
農作物の収量にまで影響し始めた温度上昇 
地球の貯水池である「天空」への攪乱作用 
氷山や南極の氷が溶けて海面が上昇 
より強大になる暴風雨 
2020年までに炭素を80%削減する 

第4章 水不足が世界の至るところで深刻化する 
アメリカでも、中国でもインドでも、世界で地下水が涸れていく 
黄河断流など、過大な取水でやせ細る河川の流れ 
過大なる取水と揚水によって、消滅していく湖 
水不足の時代に、さらに農業用水を吸い上げる都市 
国境を越える〈ヴァーチャル・ウォーター〉 
水不足が政治的ストレスを生み出す 

第5章 人間の飽くなき欲求に圧倒される自然のシステム 
依然として減少する森林とその多くの代償 
水と風で失われる、文明の母なる土壌 
放牧頭数があまりに多くて、草地までが砂漠化してゆく 
世界のキャッチフレーズにすぎない?「砂漠化防止」 
「今日の漁獲」を追い求めて「明日の漁業資源」が激減 
ヒトの数が増えるにつれ、この地球を共有する動植物種が減る 

第6章 衰退のさまざまな初期兆候 
「明」と「暗」に分断された世界 
増える健康への脅威―エイズ・マラリア・化学汚染物質 
ゴミを他の自治体に押しつける生活は文化的だろうか 
水と農地をめぐる、生きるための争い 
増える〈環境難民〉―砂漠化・水不足・海面上昇 
高まるストレスで破綻する国家 

第Ⅱ部 破滅を回避する選択〈プランB〉の取組み 
第7章 貧困を解消し、人口を安定させる 
地球規模で、すべての子どもに基礎教育を
先進国の79億ドルで、世界人口を安定させる 
地球上のすべての人々の健康を増進する 
エイズの予防を強化する 
先進国の農業補助金を削減し、途上国の債務を減免する 
途上国の貧困を解消するのには、いくら必要なのか? 

第8章 病んだブループラネットを修復する 
森林の保護と修復―紙のリサイクル・植林・人口安定化 
土壌の保全と修復―不耕起栽培・最小耕耘法・万里の人工林 
漁業資源の再生―海洋保護区ネットワークの構築・漁業補助金の撤廃 
動植物の多様性を保護する―自然公園・ホットスポット 
炭素隔離のために木を植える 
地球環境の修復には、いくら必要なのか? 

第9章 80億人のフード・セキュリティー 
二毛作や二期作で、土地の生産力を生かす 
住民参加型水管理や水価格の見直しで、水の生産性を高める 
大豆ミールがタンパク質の生産効率を高める 
肉の多いアメリカンより、魚もあるイタリアンへ 
総合政策があってこそ、フード・セキュリティーが実現する 

第10章 持続可能でウェルビーイングな都市を設計する 
現代の大都市は心身にも、環境にもストレスをもたらしている 
クルマのためではなく、人間が気持よく歩ける都市に 
上下水道も節水し、水洗システムの見直しも 
都市に菜園を―心に安らぎを、そして新鮮で安全な野菜も 
都市のスラムを「社会悪」として閉じ込めない 
クルマのためではなく、人間が気持よく歩ける都市に 

第11章 二酸化炭素排出量削減をめざし、省エネを 
〈照明革命〉―白熱電球から小型蛍光電球と発光ダイオードへ 
日本のトップランナー方式で、エネルギー効率の良い家電製品を 
〈建築革命〉―ビルのエネルギー効率を向上させる 
〈交通革命〉―交通システムを再構築する 
新しいマテリアル経済を設計する 
〈炭素税〉―大幅な省エネをめざす果敢な選択 

第12章 再生可能エネルギーへシフトする 
風力エネルギーを活用する 
風力発電で走るプラグイン・ハイブリッドカー 
太陽電池と太陽集熱器 
地熱をエネルギー資源として活用する 
非食用植物をエネルギー資源として活用する 
水力と潮力と波力を活用する 
〈エネルギー革命〉―非燃焼系をめざして 

第Ⅲ部 エコ・エコノミーへの選択 
第13章 新しい未来を築くために手を携えよう 
課税と補助金をシフトする蕫ウィン・ウィン戦略﨟 
気候変動を回避する蕫プランB﨟 
破綻寸前の国家に対応する 
〈プランB〉に戦時体制で世界が取り組む
人類文明を救うために結集する 
あなたと私 
レスター・ブラウンのこと
監訳者あとがき
プランB“PlanB3.0”

Comments are closed.