PCのバス・アーキテクチャの 変遷と競争優位: なぜ互換機メーカは、IBM プラットフォームを 乗り越えられたのか? ―IBM がプラットフォームリーダシップを失うまで―

By in ロドリゲス書房倉庫 on 2013/07/22

http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/dp/pdf/MMRC163_2007.pdf
東京大学 COEものづくり経営研究センター
立本博文

一般的には、互換機メーカの台頭は、「IBM のオープンアーキテクチャ戦略」の失敗によるも
のだと考ええられている。つまり、IBMが、システム BIOS や回路図を公開したために互換機メ
ーカの参入を許してしまったことが失敗の原因であると理解されている。
しかし、代表的なパソコンの歴史をみてみると、そのようなクローンパソコンのためだけに、
IBM が力を落としたとはいえないことがわかる。最も大きな問題は、IBM がパソコンのプラッ
トフォームリーダシップを失ったことにある。プラットフォームリーダでなくなった IBM は、
自社によるパソコンの世代革新が出来なくなってしまったのである。
一方、互換機メーカは、IBMに依存せずに、独自に新しい世代のパソコンを発売することが出
来るようになった。なぜ、このような事態が起きたのだろうか?
 本分より

Comments are closed.