統合失調症がやってきた

By in ロドリゲス書房倉庫 on 2013/08/21


 『統合失調症がやってきた』には周囲の人たちの思いも綴られています。キック松本はその現実をどう受け入れ、対処していったかを吐露しています。患者自身が闘病記を表わしたことですでに画期的です。加えて、こうした併記も病気への認識を深めてくれます。もちろん、この本が扱っているのは統合失調症の一例です。すべての症例に適用できるわけではありません。けれども、これをきっかけにその疾病について知ることを作者は期待しています。社会は統合失調症と共にあるのです。この疾病を含めメンタル・ヘルスのリテラシーを高めていくことはよりよい社会のあり方につながるのです。
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