覚醒剤の社会史―ドラッグ・ディスコース・統治技術

By in メインフロア on 2013/06/17


わが国初のドラッグの社会学。
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はしがきより:本書のはじまりは、直接的にはほぼ九年前に、たまたま船で一緒になった人と交わした短い会話である。それ以前もそれ以降も、私は覚醒剤に代表されるドラッグについていろいろと調べてきたが、あの短い会話がなければ本書はまったく違った形になっていたように思う。とはいえ、それはごく普通の世間話であり、おそらくは聞き流すべきものであったはずだ。それでもそのとき以来、私のなかに何かが残ってしまい、ドラッグの研究を続けるうえで、その何かをいつかは考えなくてはならないだろうと思ってきた。…私は本書を通じて、覚醒剤について考えるということがいったいどういうことなのかを考えようと思う。そしてそれをとおして、覚醒剤を覚醒剤として意味づけるわれわれ自身のことを考えたいと思うのである。

 

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